フィルタ高性能化に関する研究RESEARCH CARTRIDGE FILTER
研究概要
弊社では、集塵機の主要構造であるパルスクリーニングの基礎研究を行っています。パルスクリーニングのメカニズムは圧縮エアーを逆方向に間欠的にカートリッジ・フィルタ―に吐出します。この時の圧縮エアーの噴射口からフィルターまでの距離が重要です。
また、圧縮エアーの増量効果を見込めるものとしてベンチュリーがあります。これらの最適条件を見つけるべく、多種な条件でテストを実施しています。
研究結果
標準設計では、吐出口からフィルタ―までには一定の距離が必要である。
また、逆洗エアーの増量効果を生むベンチュリーの搭載が有効であることが証明されました。
吐出エアーは拡散するには一定の角度があり、フィルタ―までの距離が小さい場合は、エアーはプラス圧ではなく、マイナスの吸引圧となり、粉塵の払落しは出来なくなります。これを解消するため、ベンチュリーの代わりとしてクリーニング・コーンも有効であることが証明されました。
フィルタ高性能化に関する研究動画